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いなべでキャンプを楽しむ! ~前編~

Written by
いなべ市地域おこし協力隊 八木萌子
Photo by

浦田貴秀
いなべ市在住の写真家/ビデオグラファー
感性に訴えかけるような写真は、見る人の想像を掻き立て、温度・音・感情までも感じさせる。

  • #キャンプ
  • #買い物
  • #パン

『アウトドアシティ』を掲げる、いなべ市。
いなべ=キャンプのイメージが強い人も多いのでは。

「キャンプはしたことがあるけれど、いなべのことはよく知らない…」

今回は、そんな方たちに向けて、キャンプ場スタッフといなべのまちを巡ります!

今回、案内してくれるのは、『青川峡キャンピングパーク』副支配人の田中さん。キャンプネームは「タンク」。
いなべ生まれ、いなべ育ち。いなべで働く生粋のいなべ人だ。

キャンパーのことをよく知るタンクさんだからこその、キャンプ前後に立ち寄りたくなる、いなべのおすすめスポットをご紹介します!

地域の食材が揃う『いなべっこ』

キャンプの前は…まず食材調達!ということで、JAみえきたが運営するファーマーズマーケット『いなべっこ』へ。
地域の野菜を中心に、国産の新鮮な野菜や果実、肉や魚、各種調味料なども並ぶ。

「旅行すると産直市場、寄りたくなりますよね。その土地で、採れたての野菜をキャンプで食べることができたら最高!」とタンクさん。
いなべっこではいなべ産のものだけでなく、JAの強みを活かして全国からフレッシュな季節の食材が届くので、時期を問わず、キャンプの食材が揃うのもキャンパーにとってはありがたいと話す。

いなべで生産された、三重のブランド豚『さくらポーク』もさまざまな種類が揃っている。

「これ!僕好きなんですよね!」と、タンクさんがにこにこしながら手に持っていたのは…ポテトサラダ。

いなべっこ近くにある食事処『昭栄館』が、つくっているお惣菜だ。
「とうや」という品種のじゃがいもで作られたポテトサラダの材料は、いたってシンプル。
「この潔い感じが好きなんですよね〜」と教えてくれた。


その他…地元のお店でつくられた、炊き込みご飯やお漬物などのお惣菜や、和菓子・洋菓子まで、さまざまな品が並んでいる。

自然に囲まれて買い物を楽しめる『にぎわいの森』

いなべっこから車で数分。
次に訪れたのは、いなべ市役所に隣接する『にぎわいの森』。
木々に囲まれ、個性豊かな5店舗が集う。(R6年10月時点)

まず向かったのは『キッチュエビオいなべ』。
全国各地から厳選された調味料や食材が揃う、フードブティックだ。
「ここでちょっと良い調味料とか、面白いものを買ってキャンプに行くのも楽しい」と案内してくれた。

オーガニックのものから、見たことのない変わり種まで。

「僕、これ好きでよく使っちゃいます」と教えてくれたのは、キッチュエビオを運営するイクタフードオリジナルの「焼肉のタレ」。
無添加にこだわり、厳選された材料でつくられているとのこと。

お酒や加工品の種類も豊富。
非日常を味わうキャンプで、ちょっと贅沢するのもいい。

続いて、にぎわいの森内の『魔法のぱん』へ。
食パンが焼き上がる時間帯は行列ができるほど、大人気のパン屋さんだ。

ここには、キャンプ仲間の間で〝焚き火パン〟と呼ばれているパンがあるそうだ。

特徴的な形をした、このフランスパンこそが…〝焚き火パン〟。
「パンをアルミホイルに包んで、焚き火に放り投げるだけ。チーズがトロ〜っと溶けて、とっても美味しいんです」

パンを割ってみると、カマンベールがぎゅっと詰まっている。
このパンの本当の名前は…「カマンベールチーズのフランスパン」

※『魔法のぱん』のフランスパンの焼き上り時間は、昼前後。
 その日の焼き上がり時間は、インスタグラムのストーリーで毎朝投稿される。
 フランスパンは記載された時間「以降」に焼き上がるので、どうしても手に入れたい方はお店に電話でご確認を。

『いなべっこ』や、『にぎわいの森』の近くには、マックスバリュやコメリの他、ドラッグストアなども揃っている。
足りないものは周辺で買い足すことができる環境なのも嬉しい。

買い出しを終えたら、いざキャンプへ!
いなべの自然の中で、ゆったりとした時間を楽しんで。

後編では、キャンプの後に寄りたいおすすめスポットをご紹介します。
お楽しみに!(近日公開)

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2023年にオープンしたばかりの、いなべの新しいアウトドアフィールド「Nordisk Hygge Circles UGAKEI」の記事はこちらから。

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2024.10.19