湯があるところに人が集う。いなべの新しい拠点、阿下喜ベース。
- Written by
- グリーンクリエイティブいなべ 加藤生真
- Photo by
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浦田貴秀
いなべ市在住の写真家/ビデオグラファー
感性に訴えかけるような写真は、見る人の想像を掻き立て、温度・音・感情までも感じさせる。
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いなべの町は今、人が集まり、新たなお店や施設が増え、暮らしに彩りを与えている。
いなべを目的地に旅をする人も集まってきている。
そんな、旅の目的地として欠かすことのできない温泉。
いなべにも温泉・サウナ・食事・宿泊が楽しめる複合施設、いなべ阿下喜ベースが新たにオープンした。
場所は、全国でも数少ないナローゲージの鉄道が走る三岐鉄道北勢線の終着駅、阿下喜から徒歩3分。
バックには藤原岳、隣には阿下喜の街並みがつながり、自然と暮らしが交差する場所に位置する。

地域のエネルギーを秘めた温泉
15年続き、地元の方にも愛された阿下喜温泉あじさいの里が「自然と健康」をコンセプトに、いなべの自然資源を取り入れて、健康につながる体験の提供と観光客の市内周遊の拠点として、新たに生まれ変わった。



今までの温泉に加え、三重県最大級のサウナエリア「サウナラウンジ Serrow」、最大5名まで泊まれるコンテナタイプの宿泊施設「AGEKI BASE HOTEL」、新たに生まれ変わった「新上木食堂」が入り、日帰りから宿泊まで楽しめる拠点。
ここは、いわゆる観光地の温泉とは違い、暮らしに近い温泉。住む感覚と旅行の間のような、心地よい時間を味わうことができる。
過ごし方は自由。



温泉に入って旅の疲れを癒しても良いし、興味のある本を持って好きな場所でゆっくり過ごすのも良い。ビールを手に取って、HOTELで飲みながら過ごしたり、阿下喜の街並をぶらっと散策するのも旅の魅力。
旅館で味わうような豊かな食
旅の醍醐味は美味しい地のごはん。
香りにそそられて、暖簾をくぐれば、旧上木食堂の面影をそのままに、趣のある空間が広がっている。
新上木食堂では、自社農園”八風農園”から届く旬の野菜を中心に、こだわりの食事が楽しめる。
いなべ市産のそば粉を使った美味しいそばが味わえるのは、新たな魅力のひとつ。
その季節のものを摂ることが身体にとって自然で一番良いと考え、丁寧に作られた献立との出会いも旅をワクワクさせてくれるだろう。
泊まれば終電も気にせずお酒を飲みながらゆっくりと。
明日の旅の目的地を食堂のスタッフから聞けば、おすすめの場所を教えてくれるかも。





サウナで過ごす贅沢な時間
宿泊者だけが楽しめる朝のサウナ時間がおすすめ。
朝の光を感じながら、静かな時が流れるこの空間で、ととのう。
外気浴デッキでは、鈴鹿山脈から吹き降りる風を感じながらリラックスできる。鳥の囀りも聞こえてくるかもしれない。



さあ、次の休みはいなべリトリート旅で、心も体も胃袋も満たされよう。
※阿下喜の散策やアクセスは下記の記事をぜひ参考にしてほしい
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いなべ阿下喜ベース
- 住所
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〒511-0428 三重県いなべ市北勢町阿下喜788
- WEB
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公式サイト
- Isntagram
- @ofurocafeageki
- TEL
- 0594-37-6033
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