暮らしから紡ぐ旅のガイド。いなべ暮らしを旅する。

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いなべの夜を彩るnord (ノール)

Written by
グリーンクリエイティブいなべ 荒木愛美
Photo by

地域おこし協力隊 八木萌子

  • #食
  • #阿下喜
  • #フレンチ

いなべを満喫した日の夜。
旅の締めくくりは、カジュアルフレンチ『nord(ノール)』で彩りあふれる夕食を。

素材全てが主役に感じられる料理の数々

西山シェフは、nordと同カンパニーの農園八風農園から毎朝仕入れる旬の野菜を見て、その日のメニューを考える。


八風農園の畑はいなべ市内各所にあり、自然の力を尊重して農作物を育てる「自然農法」を取り入れ、蓮根や麦などをはじめ地質に合う野菜を年間、数百種類育てている。

西山シェフのこだわりは、「素材を活かす」こと。
大地の恵みをふんだんに受け育った野菜の皮や根っこ、種までも……食べられるものは全て使う。
お皿に盛り付けられる時には、素材と素材がそれぞれに引き立て合い、全てメインになるような存在感を醸し出す。

地域の命が巡る一皿を

nordでは、地域の生産者が丹精こめて育てたいなべ牛(写真上)や、さくらポーク(三重県銘柄ブランドポーク三元豚)の他、近郊で獲れた魚などもメニューに加わる。
なるだけこの土地で育まれたものを提供することで、地域内の循環を意識する西山シェフ。

一皿に食材が重なった時、改めてこの町の恵みの豊かさを知る。

季節が移ろう度に、料理の彩りも変わっていく。
旬の野菜はエネルギーに満ち、身体も満ちる。

四季を通して、いなべの大地の恵みを存分に味わってほしい。

西山シェフが料理に合うお酒も選んでくれるので、ぜひお声がけを。

店内では、同カンパニーの「フライベッカーサヤ」のドイツパンや「八風農園」の野菜も購入できる。

2024.4.1