暮らしから紡ぐ旅のガイド。いなべ暮らしを旅する。

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移ろう季節を、その瞬間に味わう。いなべ市梅林公園・あわいの食事処「きせつ」

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かみやかなこ
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かみやかなこ
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季節の素材が届く

きゅうり
八風農園で作られる野菜

「きせつ」で使う野菜は、市内の八風農園から届けられる。
同園は、自分たちの目で見て手で育て「子どもの代までつながるように」と本来の味を引き出す野菜や米を作っている。

オープン時の9月から10月までは、なす、ピーマン、きゅうりなど夏野菜が並ぶ予定。秋には、さといも、生姜、さつまいも、冬から春にかけて大根、にんじん、かぶ、ブロッコリーと、旬の野菜を使う。

寺園さん
現代も自然とともに生きていると、寺園さん

「一口で甘い!と叫ぶような野菜ではないけれど、じっくり噛み締めると後で甘さに気づくんです。食べた後に、あれ、口の周りが甘味でべたついている、甘かったな。と思える野菜です」。そう語るのは、松風カンパニー代表、八風農園を運営する寺園風さん。
「ほら」と畑で手渡されたきゅうりをかじると、シャクシャクと瑞々しく、食べ終わった後に「あ、確かに甘かった」と感じる味わいだ。

「僕たちは、現代も自然とともに生きている。現代化が進んだとはいえ、夏は夏のまま冬は冬のまま生きている」と寺園さん。
気候や風土、昔から刻まれた四季の暮らしは今も当たり前に根付いているが、忙しいと立ち止まることなくただ過ぎていく。
そんな時にふと、立ち止まってじっくりと季節の変化を感じられるのが食卓だ。

毎日の農作業で季節の変化を感じながらていねいに野菜作りや米作りと向き合い、季節の変化を感じられる食材を届けてくれる。

宿泊者には、いなべを堪能する贅沢メニュー

夕食
すき焼きを中心とした宿泊者メニュー(提供:きせつ)

宿泊者は部屋で、土鍋でお米を炊き、すき焼きを皆で作りながら、食卓を囲み団欒するその時間ごと楽しむ。
前菜には野菜の惣菜が並ぶ。中でも「野菜の春巻き」は新上木食堂でも人気のメニューだ。

メインのすき焼きはさくらポークを使い、溶いた「いっちゃん卵」をつけて贅沢にいただく。
夏にはズッキーニやピーマンなどの夏野菜、秋はきのこ、冬にはかぶや大根などの冬野菜、春は山菜や新芽を使い旬の香りや味覚を楽しめる。
出汁は醤油ベースで、夏にはお酢を入れて酸味のあるさっぱり味で、冬はこってりと甘めに仕上げている。

旬の味をいただく喜びが身体中を駆け巡るようだ。

朝食
宿泊者の朝食 (提供:きせつ)

宿泊者の朝食は山の生活を感じられる干物をメインに、だし巻き卵、お野菜の惣菜、味噌汁、つけものや野菜の煮浸し、季節の羊羹などを提供。

「きせつ」店内で風景を眺めながら、ゆったりと朝食を楽しむ。ひんやりとした朝露のできる空気を感じ、また前日とは違う景色を楽しみたい。

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2026.9.11

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