暮らしから紡ぐ旅のガイド。いなべ暮らしを旅する。

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いなべで、こだわりのかき氷に出会う夏。

written by
森川羽月
photo by
八木萌子
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うだるような暑さが続く今夏。そんな日本の夏を楽しむために「かき氷」は欠かせない。
作り手のこだわりがつまったいなべのかき氷をご紹介。

いなべの夏を楽しもう!

okudo中村舎

三岐鉄道 西野尻駅から徒歩6分。
昔ながらのかまどで炊いたご飯や田舎料理を、築220年の趣ある古民家で楽しむことができる「okudo中村舎」。

甘すぎるかき氷が苦手という店主の山崎さん。
「そんな自分でも食べたいと思えるかき氷を」と、okudo中村舎のかき氷はどれも甘さ控えめ。
素材の味を活かした味わいになっている。

鳳梨(パイナップル)和紅茶 980円(税込)

今年新たに登場した自信作「鳳梨和紅茶」。
山崎さんが中村舎の研修旅行で訪れた台湾で出会ったスイーツから着想を得て生まれたという。

いなべ市石榑(いしぐれ)の茶農家「おか茶家(岡製茶)」の和紅茶を使用したシロップ作りには、試行錯誤があったそう。
苦味を抑え、味と香りを引き出すために丁寧に煮出して作られた和紅茶シロップには、旨みがギュッとつまっている。

ぜひ、まずはパイナップルシロップをかけずにそのまま一口。
和紅茶の味わいと香りが口いっぱいに広がるのを感じられるはず。
後がけのパイナップルシロップでお好みの甘さに調整できるのも嬉しいポイント。

山崎さんのイチオシは、毎年おなじみの人気メニュー「ジンジャー甘酒」。
9月限定のメニューを先行して食べさせてくれた。

かまどご飯で作られた甘酒と自家製生姜シロップという、身体にうれしい組み合わせ。
かき氷の上にはシロップ漬けの生姜スライスが。
かじるとピリッと辛味があり、かき氷を食べているのに身体がポカポカしてくる。

ジンジャー甘酒 980円(税込)

かき氷に添えられている白玉の材料は、白玉粉とお豆腐のみ。
シンプルだからこそ、噛めば噛むほど素材の甘みを感じられる。

ランチの後に楽しむも良し、涼を求めてかき氷だけ食べに行くも良し。
趣ある伝統家屋で、日本らしい夏を楽しんで。

マル信緑香園

竜ヶ岳の麓、石榑地区の茶農家「マル信緑香園(まるしんりょっこうえん)」。
この地域で唯一カフェを併設している茶農家だ。

緑香園では、自慢の石榑茶を使ったかき氷を一年中楽しむことができる。

石榑氷 ミニサイズ(全部のせ) 1100円(税込)

石榑の緑茶を使ったシロップがたっぷりかかった「石榑氷」。
同じく、石榑のほうじ茶を使用した「石榑ほうじ茶氷」も隠れた人気メニュー。
一般的な抹茶のシロップよりもすっきりとした甘さで、爽やかなお茶の香りは冷たい氷と相性抜群だ。

おすすめは「全部のせ」。
緑香園のお茶を使用したプリン「茶っぷりん」と、いなべの農産物直売所「うりぼう」で作られた
お茶のジェラートがトッピングされた、石榑茶を満喫できる一皿。

急須に入っているのはお茶ではなく、たっぷりの追いがけシロップ。
お好みの濃さに調整しながら食べられるのがうれしい。

通常サイズとミニサイズから選べる緑香園のかき氷。
ただし、緑香園のかき氷の通常サイズは”かなり”大きい。

石榑ほうじ茶氷 通常サイズ(全部のせ) 1375円(税込)

どんぶりに入った大きなかき氷は、マル信緑香園の五代目 伊藤典明さんが発案されたそう。
「お客さんに楽しんで食べてもらいたい」というサービス精神が、なんとも伊藤さんらしい。

一皿注文してシェアも大歓迎とのことなので、家族や友人と一緒に食べるのもよさそうだ。

大人も子どもも胸が高まること間違いなしの大きなかき氷で、お腹も心も満たされてみては。

ちなみに…
取材時に1人で通常サイズを食べましたが、なんとか完食できました!
かき氷が大好きであれば、1人で通常サイズにチャレンジしてもいいかも…?
ぜひお腹を空かせて行ってくださいね。

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2026.8.12

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