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夜空を焦がす大たいまつ。3年に一度の「屋奉松明」神事

written by
グリーンクリエイティブいなべ
photo by
浦田貴秀
  • #神社
  • #歴史
  • #秋
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5メートル・900キロの大たいまつに火をつける

皆で大たいまつを転がす                       

祭が盛り上がりを見せたところでいよいよ本番、約900キロの大たいまつが登場します。一本400キロもの乾燥させた菜種を使った大たいまつ。この神事のために、3年間地域で菜種を大切に育て、祭りの直前に氏子等で作ります。

2本の大たいまつに神火をつけると、1本あたり40人の吊り手がたいまつを担ぎます。たいまつには雄と雌があり、競わせることで豊作の具合を占う意味もあるそう。

「デヤッデヤッ」という掛け声をかけて揉み合いを始め、鳥居まで運びどちらが早く立てるかを競い運びます。

大たいまつを鳥居の前まで運ぶと、立ち上げ鳥居を奉焼して焦がし、また倒して土俵まで戻りという、鳥居と土俵の往復を3度繰り返します。

大たいまつの炎が天を突き、往復をするたびに段々と短くなっていきます。

熱風を感じる迫力

火の粉が舞い、約1000人の観客の熱気と共に祭りは最高潮に。

そして境内の中心で燃え尽き、白熱した境内には静けさが取り戻され、祭りは結びへと向かいます。

烏追いと飛角力が祭りを締めくくる

祭りの終盤には弓と刀の神宝を持った紋付袴の若者による烏追い(からすおい)が土俵を清め、

ふんどし姿の飛角力(とびずもう)は2人で刀を交えながら土俵を進む締め込みの神事を行い、祭りの終わりを告げます。

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  • 鴨神社

    住所
    いなべ市大安町丹生川
    Isntagram
    @kamojinja
    駐車場
    有
    その他

    <2026年 屋奉松明神事 詳細>

    日時 2026年10月17日(土)
    場所 いなべ市大安町丹生川上429
    式次第 10:00 例祭   
        18:00 松明点火
        19:45 夜祭典
        20:20 大松明点火
           烏追い・飛角力
    アクセス 丹生川駅から徒歩15分
    駐車場 神社周辺に有
        (混雑が予想されるため、お近くの方は徒歩にてご参拝ください)

    <鴨神社について>
     
    いなべ市大安町
    祭神は鴨別雷神(かもわけいかづちのかみ)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、他十一座。
    『延喜式神名帳』に記された式内社で、747年(天平十九年)成立の文書『大安寺伽藍縁起並流記資材帳(だいあんじがらんえんぎならびにるきしざいちょう)』にも記載され、1300年の歴史がある神社。
    古社寺取調書には(明治四十一年、1908年)に「元亀年間織田信長の家臣瀧川一益(たきがわかずます)北勢進攻のとき、当社の別当高岡山正法寺(たかおかざんしょうぼうじ)神主服部将監(しょうげん)当寺の諸士と共に反抗、大敗して伝来の神宝、旧記を失う」とある。(参照・大安町史)

     倉庫に、いなべ総合学園生徒による屋奉松明絵巻が大きく倉庫に描かれており神事の様子を知ることができる。

2026.10.5