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夜空を焦がす大たいまつ。3年に一度の「屋奉松明」神事

written by
グリーンクリエイティブいなべ
photo by
浦田貴秀
  • #神社
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長さ5メートル、重さ900キロの2本の大たいまつに火をつけて境内を往復する天下の奇祭・屋奉松明(やほたいまつ)神事。いなべ市大安町丹生川にある1300年以上前に創建された鴨神社で、約400年前から続く神事です。

3年に一度開かれるこの神事は、今年2026年10月17日(土)開催。夜空を焦がし火の粉が降り注ぐ勇壮な神事の迫力を体感してみませんか。

屋奉松明神事とは

400年前から続く屋奉松明神事  

鴨神社は京都の上賀茂神社からの御神宝を迎えて創建されたと言われています。その際、御神宝を運ぶ行列が、山越のため夜に到着したため、村人がたいまつを焚いて村を明るく照らしたといわれています。

その時の様子を再現したものが屋奉松明神事です。現在の形で行われるようになったのは約400年前のこと。1997年にはいなべ市指定無形民俗文化財に指定されました。
地域の人々の安全と五穀豊穣を願って3年に1度開かれています。

氏子がたいまつを振り回す「屋奉振り」から始まる

1メートルほどのたいまつに火をつける 

日没後、乾燥させた菜種につるをくくりつけた1メートルほどのたいまつの両端に火をつけ振り回す「屋奉振り」から始まります。

 

氏子らが「夜火(やほ)いらんかー」と言いながら、たいまつをぐるぐると振り回して駆け回ります。

その数は100を超え、数々の火の玉が駆けめぐる迫力ある風景に、祭りの熱気が高まります。

神宝を迎える七度半の使い

夜火が消され、続いて「七度半の使い」の神事が行われます。
使者が本殿から神宝のある家に迎えにいくと何度訪れても断られ、諦めずにていねいに使者を出し、八度目に向かう途中(七度半)で、ようやく許されるという神事です。それほど大切な御神宝であることを表しているのです。

巫女たちの舞

その間、境内では巫女等が舞を奉納し使者が到着すると、刀、弓、矢の御神宝を神前にそなえます。

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  • 鴨神社

    住所
    いなべ市大安町丹生川
    Isntagram
    @kamojinja
    駐車場
    有
    その他

    <2026年 屋奉松明神事 詳細>

    日時 2026年10月17日(土)
    場所 いなべ市大安町丹生川上429
    式次第 10:00 例祭   
        18:00 松明点火
        19:45 夜祭典
        20:20 大松明点火
           烏追い・飛角力
    アクセス 丹生川駅から徒歩15分
    駐車場 神社周辺に有
        (混雑が予想されるため、お近くの方は徒歩にてご参拝ください)

    <鴨神社について>
     
    いなべ市大安町
    祭神は鴨別雷神(かもわけいかづちのかみ)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、他十一座。
    『延喜式神名帳』に記された式内社で、747年(天平十九年)成立の文書『大安寺伽藍縁起並流記資材帳(だいあんじがらんえんぎならびにるきしざいちょう)』にも記載され、1300年の歴史がある神社。
    古社寺取調書には(明治四十一年、1908年)に「元亀年間織田信長の家臣瀧川一益(たきがわかずます)北勢進攻のとき、当社の別当高岡山正法寺(たかおかざんしょうぼうじ)神主服部将監(しょうげん)当寺の諸士と共に反抗、大敗して伝来の神宝、旧記を失う」とある。(参照・大安町史)

     倉庫に、いなべ総合学園生徒による屋奉松明絵巻が大きく倉庫に描かれており神事の様子を知ることができる。

2026.10.5